これからのQ1.0住宅
 


1階和室
建物の北側に位置し、この住宅においては、一番温熱環境の厳しい場所です。

片引きのフスマ2枚を解放すれば、1.7m幅の開口になります。

深夜電力で、フスマ全開の状態で、この室のエアコンを起動させましたが、垂れ壁があるので室温設定が働き、あまり効果はありませんでした。


■ 冬場の温度測定グラフです。
   この住宅のお客様は断熱に関して造詣の深い方で、快適な生活をするためにQ1住宅を
   選択されました。
   また、深夜電力を使ってのみ暖房エネルギーを確保し、それ以外は原則として使用しない
   というスタンスでした。
   この建物の暖房に使用されたのは、1階の書斎に1kwの蓄熱ヒーターと和室の6畳用
   エアコンを深夜電力時間帯だけ稼働させるだけでした。
   室内温度に関しては、1階の和室、書斎、2階の廊下、居間にそれぞれ床上30cmと
   200cmで8ヵ所温度測定しています。
   1階と2階の開口は廊下に0.8mx2.8mの吹き抜けと階段室があり、玄関から開口を
   通して、2階の廊下、居間まで開放的に繋がっています。
 
上記に記載しましたが、暖房は1kwの蓄熱ヒーターとエアコンを深夜電力時間帯だけ稼働させたものです。日中は1kwの蓄熱ヒーターが自然放熱しているだけです。
6畳用のエアコンは温度設定が働いて十分に稼働しませんでした。しかし、温度グラフを見ると、14℃を下がることはありませんでした。まさにこれがQ1住宅の実力です。
1階と2階の温度の差は2〜3℃の範囲で推移しています。室の配置から、やや対流が十分でない部分もあるのですが、高断熱住宅の特徴である温度差の少ない温熱環境を実現しています。

この住宅の残念なところは、防犯や南面する部分の幅が少なく、大きな窓を設置できなかった関係で、窓からの日射を十分に享受できなかった点です。
前出の高断熱住宅の例では日中の日射を受けて3℃程度室温が上昇しています。Q1住宅ならさらに上昇しますので、窓を効率的に設置できる住宅なら暖房もあまりいらないということになります。


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★ Q1住宅について

NPO法人新住協において、これからの省エネ住宅で推奨している住宅性能です。


★ 次世代省エネルギー基準とは
名前は「次世代」ですが、断熱性能的には、もはや過去の存在になりつつあります。
次世代だからと言って、決して「次世代」を約束するものではありません。


★ Q値が小さいほど省エネ?

省エネ住宅を示す値としてQ値がありますが、2つの建物のQ値を較べてみて、Q値の大きい住宅の方が、性能的に省エネである場合があります。


★ 夏場の日射遮蔽の大切さ
高断熱住宅において、夏の太陽の日差しが室内に入り込むのは要注意です。冬場は貴重な温熱源としてありがたいのですが、夏場は逆に熱が逃げにくいのが災いしてオーバーヒートすることになります。


★ 充填断熱の内部結露について
充填断熱材の内部結露について、正しく施工されれば内部結露の問題はありません。実際に新住協では、これまでに会員が施工した建物の一部を解体し、レポートを出しています。正しい施工と監理をきっちりできる体制が必要です。


★ Q1住宅とパッシブハウス
ドイツのパッシブハウス基準というのは世界の中で先導的な基準です。ドイツと関西の気候の違いを踏まえながら、暖房エネルギーを減少させる工夫をすれば、パッシブハウス基準はクリアー可能です。京都においてはQ1.0住宅?仕様で対応できます。

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